■フランスを魅了した「和素材とチョコレート」の見事な融合!誕生秘話も。

受賞チョコレートは、
No.1柿(kaki)No.2宇治抹茶&みたらし(Ujimatcha et “MITARASHI”)
No.3ほうじ茶のプラリネ(Praline de Hojicha) No.4カボス(Kabosu)の4点。
番号は、シェフおススメの食べる順番なのだとか。


まずは、柿(Kaki)
長野の干し柿、市田柿をペーストにしたジュレと
干し柿のペーストと熊本の球磨焼酎を使用したガナッシュの2層になったチョコレート。
フレッシュな柿を使うとチョコレートに負けてしまって、
柿の味がなかなか出ないそうなのですが、
甘味香りとも、より濃厚になった干し柿を使用することで、
ビターなチョコレートに合う味わいに。

円熟味のある香りと甘味が
チョコレートの苦みと出会い、
どこか妖艶さも感じさせる大人の美味しさ。


続いては、折り鶴のデザインも印象的な
宇治抹茶とみたらし(Ujimatcha et “MITARASHI”)

大石シェフは氷川神社によく行かれるそうで、
行くたびに必ず立ち寄ってひと息つくお茶屋さんのお気に入りメニュー
みたらし団子とお茶をいただいているときに、
思いついたのだそう。

それぞれのチョコレートはありそうですが、
お茶とお茶菓子を1つのチョコレートに封じ込めてしまうとは、
なんて斬新な発想!一粒で野点を表現。

一層目は、濃い目に仕立てた宇治抹茶とみたらし
ベネズエラ産カカオのホワイトチョコレートを使用したガナッシュ。
二層目は、和三盆糖・醤油・みりんで仕上げたみたらしソースを
コスタリカ産カカオのミルクチョコレートと合わせたガナッシュ。

どちらも濃厚なので、
エクアドル産のフルーティなチョコレートでコーティング。

ほっとするみたらしの香ばしい甘さの後に、
パワフルな抹茶の苦み。
複雑になりそうな組み合わせですが、
チョコレートとのバランスが絶妙で、
とても印象的な味わいでした。


No.3は、ほうじ茶のプラリネ(Praline de Hojicha)

ゴールドの市松模様が存在感のある一品。

熊本県産の緑茶を大石シェフ自ら焙じて、
香ばしい香りが魅力のほうじ茶に。
しかも、浅煎りと深煎りとをバランス良く配合して。
イタリア・シチリア産のヘーゼルナッツのガナッシュと共に、
白ごまを加えて、カリカリとクランチーな食感のプラリネに。

これまでの2つは濃厚な滑らかさでしたが、
ここにきて、軽やかで楽しい食感!


最後は、カボス(kabosu)
チョコレートの上には、まるで地球のようなプレート。
これは、メリーチョコレートの小谷松社長のアイディアで
佐賀の有田焼を表現。
会場には社長がいらっしゃって、福岡出身だということで、
お話を色々伺ったのですが、なんとも九州愛溢れる方!

ということで、もちろんカボスは大分県産。
カボス果汁をガナッシュに。

今回、熊本や大分の食材を使用しているのは、
震災で被害のあった両県へのエールを込めて。
大分の色々な食材をチョコレートに試した結果、
カボスをセレクトしたと聞かせて下さいました。

カボスの酸味と合わせるために
ブラジル産チョコレートのカカオパルプ
(チョコレートの実を割った時の白い綿の部分)を加え、
酸味をマイルドにしながらも、
カボスの味わいを活かすように仕上げたそうです。

頂いてみるとカボスを今絞ったかのようなフレッシュさ!
キリッとした酸味とカボスならではの丸みのある風味、
チョコレートのビターな味わいとの相性抜群。
地元の同級生が留学して、世界で活躍する存在になったかのような
カボスの洗練された美味しさに出会いました。

地元大分の食材が受賞に関わっているということで、
喜びの気持ちに溢れてしまい、シェフに現地での感想について伺うと、
フランスの方々はとても驚いていらっしゃって、
こんな柑橘があるのか!と高評価だったそうです。

フランスの審査員を魅了した味は、
日本人としてとても誇らしい気持ちであり、
馴染みのある食材がチョコレートとトップショコラティエの手によって
こんな変貌を遂げるのかという驚きの出逢いでもありました。

これらのチョコレートは、
伊勢丹新宿店や浦和店、イセタン羽田ストアのトーキョーチョコレート売り場、
また、これからサロン・デュ・ショコラ東京の会場でも
買うことが出来ます。

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メリーチョコレート
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メリーチョコレートのバレンタインについて
https://www.mary.co.jp/mary/product/marys_valentine2017


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